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2005年11月22日
東京タワー <p>
最近まで読んでいた本、「東京タワー」
映画化された「東京タワー」ではなく
正しくは、「東京タワー 僕とオカンと時々オトン」という本
ホームページ職人のF氏に
よんでみ!
と、貸していただいた。
著者のリリー・フランキーという人の
幼い頃からの家族の中での出来事をつづった作品でした。
リリー・フランキーさんは、カトちんと同い年で
私にも時代背景が良くわかる。
子供の頃、そんな遊びしたな…とか
あぁ~そんな事あったな…とか
毎晩読みはじめると、止まらなくなって
深夜まで読みふけっていた。
少し年上だけど、自分が生きてきた事と重ね合わす。
この人が東京タワーの近くの病院で
オカンを看病していたとき
私は、東京タワーの麓の大企業で商談してたな…。
私の記憶の『あの時』
すぐ近くの病院で、この人とオカンには
こんなに人生の中での大きな出来事が
起こっていたんだ…。
とても不思議でせつない感じがした。
いつの世の中も知りようのないことだけど
自分が所在する近くで何かが起こっていること
そして、自分の周りに居てくれる人達との関係を振り返り
何かしなくちゃ…
と、漠然と思った。
この本の中に、おそらくカトちんと同年代なら
多くの人が同じ事をしたであろう二十歳頃
バイクのカタログを羨望の眼差しで眺めるシーンがあった。
今の二十歳前後の男性はどれくらいが
同じようなことをしているのだろう。
投稿者 kato : 2005年11月22日 23:51