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2006年01月31日
ドラエもぉ~ん <p>
ここしばらく、カトちんのお仕事を見ていると
よくやってるなぁ~
と思う。
エンジンがダメになってしまった原付スクーターの修理したり
DR-Zのフォークオイルの交換したり・・・と思えば
ビジネスバイクのパンク修理があったり
それでもって、地方選手権に出る為の新型R6のレーサーの整備して
スピードリスト作って…
で、RCV-miniも触りだした。
よく頭が切り替わるなぁと感心・・・
お店が終わっても、課題になっている
オイルについての原稿を書いている。
経理担当の私の頭の中は
ニガテな数字でいっぱい、いっぱい
昨日なんて目覚めた瞬間計算してた・・・はぁ~
こんな私じゃ、助けにならないなぁと
自分の力のなさを思い知る。
しかし、私は整備できないしなぁ~
原稿も代わりに書けないしなぁ~
ドラエもぉ~ん・・・てカンジかな
2006年01月30日
リヤブレーキの使い方 <p>
去年の年末のさむぅーい日、カトちんに
道路が凍結しているような場所は
リヤブレーキを強めにかけろ
ぎゅ!っと握ったらあかんぞ
ゆっくり握れよ
と教えてもらい、それから1ヶ月ちょっと
リヤブレーキを使うことに意識しながら
買い物にいったり、外回りしたりしている。
カーブに入る手前、交差点に差し掛かる時
スピードを落としたい時に使っていた。
リヤブレーキってスピードを落とすために使うのかな?
と思って質問してみた。
カトちんの回答は、
スピードを落としたい時も使うなぁ~
スピードを調整したい時
スライドを止めたい時
車体を安定させる時
いろいろあるよ・・・
と・・・
スピードの調整って、もしかして
アクセル開けながらリヤブレーキ使うことあんの?
と聞くと
あるよ
それはしていなかった。
原付スクーターでやってもいいのかぁ~
・・・いや、アブナイかな?
それより、どんなシーンでそうするのかな????
また疑問が増えてしまった。
2006年01月29日
経験 <p>
「経験」というのは、人間を成長に導くひとつだと思う。
「跡継ぎ」という言葉があるけど
ひとつの仕事を家業として代々受け継ぐ技術というのが
日本にはあった。
このことを、以前読んだ「能楽師 大倉 正之助」さんの本で語られていた。
紙の上の知識ではない。
血肉となって、先祖から伝えられてきたもの
技術が伝えられ、知識が伝えられ
紙の上では表せないこと、自分の経験した成功と失敗を
人から人へと伝えたんですね。
経験というのは、その経験をした人にしかわからないもの。
長くたずさわれば、たずさわるほど経験は豊富になる。
成功も失敗もだ。
最近の有名アスリートを見れば
ほとんどが幼い頃からの英才教育。
でも、彼ら自信が一つの事をやり続ける中で
彼ら自信が経験した事を糧として成長し続けていることを
考えると一つのことをやり続ける事がどれだけ大切かわかる。
経験が、血肉となって自分自身の糧となって
今があるのでしょう。
カトちんもバイクに出会って四半世紀
そのうちの、10年を早く走らせるため
うまく操るためにバイクと自分ことを考え抜いた。
そして、その血肉となった知識をバイクに乗る人に
伝えようと思って約7年
まだまだ・・・である。
カトちんの中にあるバイクというものは
私には計り知れない何かがあると思う日々なのである。
---くりぽんさん、この本貸してくれてありがとう。
読み終わってからも、思い返しては
「まだまだ・・・」
とハンスウしてます。
2006年01月28日
忘れられた日本 <p>
ついこの間、朝のTV番組で鋳物職人さんの現在について
特集でやっていた。
感想は、
はぁ~スゴイ・・・
「キューポラ」という溶銑炉で鋳鉄を溶かし
真っ赤に煮えたぎった鉄を柄杓のようなもので砂型に注ぐ・・・
全くの手作業。
1500度にもなる溶湯を入れた柄杓を手で持って
砂型のところまで運ぶ・・・熱で腕は真っ赤だ。
ナレーションでも言ってたけど
「命がけの仕事」
3Kという言葉がまさしく当てはまるような仕事。
埼玉県川口市には、昔こんな工場がたくさんあったそうです。
現在は、昔ながらの製法の鋳物工場は数少なく
残っているところも働いている人たちは、
もう60代のおじさんだったり老齢化が進んでいるそうだ。
しかし、おじさんの話を聞いてると
自分の仕事にプライドと誇りをもっている。
自分がしてきた仕事の経験と技術を誇りに思っている。
おじさん達は、この「命がけの仕事」で
家族を養い、生きてきた事に誇りを持っているように見えた。
煤にまみれて、汗にまみれて、おじさんたちは輝いて見えた。
目が輝いて見えた。
「忘れられた日本」
というコーナー名の通り、なにか忘れられてしまった
ものがあるような気がする。
私の父も職人です。
私の父は、汗にまみれて仕事をしていたわけではないけど
一つの線を引くこと、一枚の箔を貼ることに
息が止まってしまうくらい真剣に仕事をしていた。
なぜか・・・一つの線を引くこと、一枚の箔を貼ること
その一瞬に最善を尽くしていたんでしょう。
その場所に、加工を施すことはその一瞬1回きりなのですから。
オートメーションでは実現できない
ひとつのモノづくりに敬意を感じていた。
当たり前のようにモノが溢れる時代
使い捨ての時代
創る人に敬意を感じるモノを手に取れる幸せ
今の日本人はもう一度、五感を取り戻さないといけないと
少し思ったのでした。
2006年01月27日
忘れられない言葉 <p>
スクーデリアオクムラさんの世古さんにはじめてお会いした時
もう、何年前になるだろうか・・・
スクーデリアオクムラさんの社長は言わずと知れた「奥村 裕さん」
十数年前、全日本ロードレース選手権の250ccクラスのライダー
当時のレースを知る人には、名前を知らない人はいないはずです。
そして、スクーデリアオクムラと言う名前で
全日本500ccクラスで鶴田選手をライダーに
チームオーナーでもあった方です。
サスペンションのプロフェッショナルとして
現在活躍されていますが、モトサルゴでも
「オクムラチューン」にして欲しいという依頼を受けます。
サスペンションに関しては、安心してお任せできるので
モトサルゴでもお奨めしているのですが、そのスクーデリアオクムラさんの
メカニックの世古さんは、奥村さんや平さんなどのメカニックをした
方だと聞いている。
そんな、世古さんが言ったひと言が私の頭の中に
ずっと残っている。
バイクを知らない人が、ライダーに言う「ことば」は
案外大事な「ことば」なんですよ
ライダーが思いも付かない事を言うかららしい。
それがたまに、発想の転換のきっかけになる事がある。
・・・という事を教えてもらった。
私は、レースでも仕事でも邪魔したらダメだ・・・と
思う気持ちから、無口になって見ることしかしていなかったから
「言っていいんだ・・・」
と、少し気が楽になって
いろんなことを言ってみることにした。
たまには、ヒットする時もありますが
そんな事ばかりでもありません。
でも、たまのヒットのために、世古さんに教えてもらった通り
話してみる事にしています。
ヒットした時は、自分も役に立ってるような気がするし
手伝う事が楽しくなるし、何よりバイクを熟知していない
私が少し仲間に入れたような気がするから止められません。
たまに怒らせてしまったりするけど・・・
レースに携わっていた方に聞くいろいろな事は
日常でもスッゴク大事な事がいっぱいあります。
みなさんも、お話聞く機会があったら注意深く聞いてみてください。
バイクに乗ることだけでなく、ためになる事がいっぱいありますから・・・
しかし、今でも奥村さん、世古さんとお会いすると
キンチョー&硬直してしまう・・・私の中ではスゴイ方なので・・・
2006年01月26日
小さい事ですが・・・ <p>
ちょっとしたことなのですが、「笑わせよう」と思う事がある。
モトサルゴにずっときてくれている「ダスキン」さんのおにいちゃん。
初めの頃、いつも無表情で
なんでかな?
と思っていた。
数回、きてもらったところで私の
笑わせようという気持ちに火がついた。
話しかけ、世間話をして、おにいちゃんは
はずかしそうに笑った。
ヤッター!!
と思うわけです。
それから、ダスキンさんが来るたびに
そんな気持ちで接している。
そして、最近もうひとり同じような人を発見した。
お仕事で出入りするところの社長さん
電話でも、合っても笑わない・・・。
また、火がついた!
ずっと笑顔で元気な挨拶と話しかけをした結果
ちょっと手ごわかったけど、今ではいつも笑顔で接してくださる。
うれしいっ!!!
日常にある、ほんの小さいことですが
笑ってくれると嬉しいし、感謝の気持ちも伝えやすい。
人の笑顔で癒されてます。
笑顔を見ると「ありがとう」と思う気持ちが、より一層濃くなります。
笑顔のパワーは凄いもんですね。
しかし、一番手ごわいのは、カトちんかもしれない・・・
お互い、遠慮なしですからねぇ~
仕事のパートナーなので、仕方ないか・・・
2006年01月24日
一寸先は光 <p>
最近、ちょっと変わった人たちを
街中で目にする・・・
道路のど真ん中を歩くおっちゃん。
顔を白塗りして歩くおばちゃん。
連発で見てしまった。
道路のおっちゃんは、後ろから車が来ようがビクともしない
なんで、こんなとこで渋滞?
と思っていたら、前の車がどいた瞬間にわかった。
おっちゃん・・・こんなとこ歩いてたら轢かれるで・・・
と思いながら、声に出して言えない私もダメなのですが
やっぱり、ちょっと怖い。
白塗りのおばちゃんは、舞妓さんのように白いのではなく
白い絵の具を、手のひらで顔にウワァっと塗ったそんな感じの白塗り。
ちょっと離れた場所で見かけたので、近くでは見てないんですが・・・
ふたりに共通していた事は、目が朦朧としていた事。
いやな事の多い世の中だからなのかな・・・
一寸先は闇と言いますが逆手に取ったら
一寸先は光ですから!!
おっちゃんやおばちゃんにも光が見えるといいのにね。
こやまんさん、白塗りのおばちゃん見た事ないですか?
近くですよ、近く・・・
2006年01月23日
ねじれちゃダメだ! <p>
またもや、雪・・・
それにしても、いろんなことが起こって
今の世の中、何に集中したらいいんでしょう・・・
耐震偽装問題
ライブドア騒動
そして、
ヤマハ発電機・・・
何かが、ネジレている様な気がしてならない。
よい事が起こるように・・・
私も小さい力ながら何か考えないと・・・
2006年01月22日
風について知りたい! <p>
きのうのブログでもわかる通り
コーティングの効果を実感してしまった私は
いろんなことを知りたくなった。
知りたいというのはコーティングだけではない。
様々な事に広がっている。
何の知識もないから
笑われるかも知れないけど、勉強したいのは
風の抵抗について
でも、どこから勉強したらいいのか
わからない・・・
今度、図書館にでも
行ってみようかなぁ~
2006年01月21日
お奨めします! <p>
ワンラップコート<バイクコーティング>をはじめて1年と3ヶ月
お手入れがラクなのは、バイクを取り扱う仕事を
していると日々のちょっとした事で嬉しく思う事が
実感としてある。
お客様にも
手入れがラクになりました。
と言っていただいて、仕事とはいえ喜んでもらえることをしている事に
このコーティングに出会えた事を私達も嬉しく思っている。
約1年前
このコーティングを知らない人たちに
効果を伝えるには・・・
と考えサンプルを作った。
ヘルメットの半分に施工して汚れ落ちの違いを
感じてもらおうと思って作ったのです。
出展の時に持っていくつもりだったのですが
なぜか、人目にさらすことなく
モトサルゴの店内のオブジェとなっていました。
今年になったある日ふとヘルメットに目をやると
なんと、施工したところとしていないところで
はっきりと線が入っている!
タイシタモンダ!
アップにするとこんな感じ
堪らなく拭きたい衝動に駆られ拭いて見る事にした。
このコーティングは、よほどひどい油汚れでなければ
水で落ちるので水を霧吹きでかけて・・・
拭いてみた!
やっぱり!簡単に汚れが落ちる。
もっと力を込めて、全体的に拭いてみよう!!
ナント!!違いはコレです!!
施工しなかった半分は薄汚れた汚れが
水で拭いただけではびくともしない。
でも、施工したほうは白く元通り!
偶然にも、ほったらかしにしていたサンプルが
こんな違いを見せてくれるとは・・・
約1年かかったサンプル。
時間も掛けてみるもんだ!!
2006年01月20日
06 R6のナラシ <p>
本日、ハカセ(新型 R6)のナラシ走行日
鈴鹿の練習枠を取っての初走行である。
走行が終わると逐次連絡が入る。
私が出た電話では、「どうだった」との問いに
ナラシですからね・・・
思ったとおりのお答え。
カトちんが、魔の池田インターチェンジで
迷子になったおばちゃんに丁寧に道案内してるから
どんなもんだったかだけ聞いておこうと思ったんだけど
私じゃ相手にならん・・・
と、ハカセはご承知なので
やっぱり、はじめはバタバタしますね。
とだけ言っていた。
後で、カトちんの携帯にかかってきた電話では
いろいろな事を話していたようだ。
バイクについての感想は良いものだったように感じた。
詳しくはカトちんに聞いていないので解りませんが・・・
06 YZF-R6は、どんなバイクだったんだろ~
今度、聞いてみよ!
2006年01月19日
インプット <p>
通販雑誌をたまに見るんですが
お気に入りなのは、『通販生活』
商品の事ばかりでなく、
この会社独特の視点での記事がおもしろい。
それに、商品のページも説明が懇切丁寧というのか
いいところも悪いところも書いてあるものがあって
『売りたいのか?』と思うこともあったりする。
世の中、「物」と言うのは神様が創った物ではなく
人間が作った「物」だから、完璧に作られている
「物」というのは無いのかもしれないし…
正直に書いてるなぁ~
と思う。
それが、逆に本当に自分が必要なものかどうかを
考えるので、やけに読み終わるまでに時間がかかる。
でも、いつも読んでいるだけで
「欲しいなぁ…」と思っても、
結構よい値段のものが多く手が出ないのが実情ですが
・
・
・
最新号の中で気になった言葉があった。
2400年前のお釈迦様の言葉。
他の作と不作をみるべからず
ただ、己の作と不作のみを観るべし
人が何をしたか、何をしなかったかを一切見るな
自分が何をしたか、何をしなかったかだけを見なさい
ということらしい。
記事には、ほかにいろいろな事が書いてありましたが
この気持ちは持ってないといけないなぁ~と
つくづく思いました。
別に信仰があるというわけではないんですが
頭に置いておこう…と思って、早速カトちんに
この話をしてみた。
すると、
現役の頃、同じ事を言われた
と言う…
ロードレース界に、お釈迦様がいたんだなぁ~
確かにメンタル的な事の色濃い世界ですから
悟りを開いてる人もいたのかもしれない。
ますます、頭に入れておこうと思ったのでした。
2006年01月17日
水滴の正体 <p>
ニューモデルのエンジンの初始動は
いつも、ドキドキするものです。
去年、06 GSX-R1000の時もそう・・・
昨夜は、R6もエンジン始動の音が聞きたくて
かなり、お腹が痛いのを我慢してエンジンの音を
聞くまでは付き合いました。
エンジンをかけると、サイレンサーから
白い煙・・・サイレンサー内の防腐剤などが燃焼しているらしく
はじめ煙が出るのは知ってたんですが
みるみる内に排気口に水滴が溜まってきた。
白い煙の正体は、防腐剤などの燃焼もあるけど
水蒸気も出ているとカトちんに言われ排気口に
手をかざすと、手が湿ってきた。
しらんかった・・・(汗)
でも、私は今まで排気口に水滴が
これほど付いている状態にお目にかかったことがない。
なんで、水滴がこんなに付くの?
と、カトちんに訊いてみると
ガソリンの分子式と酸素が化学反応して
ガソリンを燃焼するやろ。
燃焼するときに、二酸化炭素と水を排出するから
その水滴がつくんや。
他のバイクにも水抜きの穴付いてるやろ。
そう言われてみれば、そうでした。
水滴が付くって言う事は
完全燃焼してるってことや。
と言われ、ふーん・・・
この質問、ごっつ恥ずかしい質問なんちゃうん・・・
長年バイクと付き合っているわりには
私はバイクの中身のことは良くわかっていない。
ひとつひとつのパーツの名前とか
乗り方のコツとかは、カトちんと付き合ってると
耳だけ年増になっていく・・・・。
年増・・・そういえば、誕生日の季節だ・・・
しかし!うん年前からカウントされてませんからぁ~(苦笑)
2006年01月16日
06 YZF-R6 <p>
『 06 YZF-R6 』がモトサルゴに到着した。
と言っても、レースベース車なので
車体は真っ黒です。
今年のR6のレースベース車は50台限定
オーダーが50台を超えてしまった為
ヤマハによる抽選で50台の行き先が決まる事になった。
もし、抽選で選ばれなかったら・・・
と思いつつ、カトちんは
当たるやろー
とのんき。
オーナーになるチーム員「ハカセ」も
大丈夫でしょー。
と、ナンダ・・・この自信は・・・。
ふたりは、ココにR6が来る事が解っていたのか
見事に抽選に当たり今日お目見えになったのです。
あとで、聞けば赤○爵さんでご注文した方は
はずれたらしく、ハカセは運が良かったのでしょう。
そして、今晩からナラシ走行に向けて
バラシが始まってます。
そう、カトちんとハカセふたりで只今進行中です。
今夜は長そう・・・かな。
約2年ぶりに、ST600地方戦にエントリーしようと
考えているハカセ。
↑写真ではニコニコしてますが、
実は、R6を見たトタン、顔がレースをしていた頃に戻った。
レースを始めた頃、カトちんが厳しくしましたからねぇ~。
スイッチはいちゃったんだろうか・・・。
ニューモデルを前にふたりの作業は楽しそうです。
ボルトひとつ締めるのも、プレッシャーかかりますね・・・
とハカセ。
カトちんは、
なぁ~、プレッシャーかかるやろぉー
特にブレーキ周りとか…ははは
などと、師弟関係再開でしょうか・・・
厳しさと楽しさ、緊張と緩和の混在する世界。
ハカセは今年どんな風にチャレンジするんだろうか…
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少しだけ写真をご紹介
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06GSX-R1000と並べると少しシート高が高めかな?
2006年01月15日
KAWASAKI KDX125 <p>
中古車が入ってきました。
『KAWASAKI KDX125』
今まで、2スト125ccのオフ車を探している人は
たくさんモトサルゴにも来てくれたことがあるんですが
中古車というのは、タイミングのものでいくら探しても
ない時は見つける事ができなかったりする。
たまたま、以前このバイクを購入してくれた
お客様が遠方に長期出張の為、手放したい。ということで
モトサルゴへこのKDX125はやってきたのです。
1994年式のバイクですから
外装はくたびれてます。
実走4400km程なので、程度としては
悪くないんですが・・・外装がきちゃない!
せっかく中身はいいんだから男前(?)にしてあげよう!!
で、キレイにする方法をご紹介しましょう。
用意するのは、↓↓↓↓↓↓↓
よく100均ショップでも売っている
『洗剤のいらないスポンジ』と『中性洗剤』
そして『乾いたタオル』
以上の3アイテム!!
シートが強烈に汚れていたのでここから着手。
シートは革目になっている場所に汚れが入り込むと
普通に拭いただけではへっこんでいるところは汚れが取れません。
まず、洗剤のいらないスポンジに中性洗剤を数滴たらして
スポンジに少量の水を含ませます。
で・・・そのスポンジで擦るわけです。
スポンジを見るとこんなに汚れが吸着してる。
汚れが浮いてきた辺りで乾いたタオルで
汚れを拭きとると・・・
ひゃ!キレイ
拭き取りは乾いたタオルでしてくださいね!!
濡れタオルなどで拭くと、汚れを伸ばすだけになってしまいます。
で、全体的にやっていくとレイトンブルー(古!)の
キレイなシートになりました。
この方法は、シートや金属部分にするのは
手早くキレイにできる方法ですが
FRPなどの外装部分はスポンジの性質から
キズが付いてしまうのでやめてくださいね!
コンパウンドでキレイにする方法も
汚れ落としは要するに汚れを
削って落としているわけですから
ほどほどで終わるのがいいかな・・・
基本的には、あまり汚れないうちに
洗車をする事が一番いいと思います。
汚れ落しに手間を掛けたくない!
という方は、モトサルゴお奨めの『ワンラップコート』で
コーティングしてしまうという手もありますね。
世の中、汚れない物は無い(?)と思うので
ちょっとした気遣いでしょうか・・・
バイクをキレイにする事、1○年の『p』でした。
あ、KDX125に興味のある方は、こちら
今日は宣伝になってしまった。 ははは・・・
2006年01月14日
雑談 <p>
「FASTER」がお気に入りになって
営業中も流していると、「こやまんさん」が来て
『ギャリー マッコイ』の話になった。
『ギャリー マッコイ』とは、お話した事があって
(・・・といってもマッコイ選手がGPに登場しはじめた
125ccクラスの頃、もう12~13年前の話ですが・・・)
その話を、こやまんさんにしようと思い、まずは
どうしてそんな機会があったのかという前置きをはじめました。
カトちんは全日本選手権を転戦していた頃
アールエスタイチさんのレーシングサービスをやっていたので
サーキットへ行けば、「タイチの加藤さん」という立場でもあったんです。
レーシングサービスをやっていると有名ライダーとの
接点も多く、同じクラスで走っていた『岡田 忠之さん』や
『原田 哲也くん』『宇川 徹くん』『青木兄弟』・・・
別のクラスでもたくさんの有名ライダーがカトちんのピットに
『かとーさん、いますか?』と来たものだ。
そんな関係で日本GPに顔を出した時
マッコイ選手に出合った。
こやまんさんに、
現役のころ、タイチさんのレーシングサービスも
兼ねて転戦していてね・・・
というと
レーシングサービスってナンですか?
と聞かれ
・・・そうか、解りにくいですよね・・・
からレーシングサービスとはどんな仕事か
というお話から始まった。
当時、レーシングサービスの対象になっていた
レザースーツやブーツ、タイヤウォーマーの話を
していると、
タイヤウォーマーってそれぐらいの時期からなんですか!
と、こやまんさん。
タイヤウォーマーには、かなり思い出があって
その話のついでに、当時タイヤウォーマーの製作の
仕事をしていて、『セナ』にあった事を話すと
そこから、カトちんも話しに入ってきて当時の
セナやベルガーの写真を出してきた。
あのぉ~『マッコイ選手』とあったときの
話しようと思ってたんだけど・・・
それから、話はF1に飛び、
この頃は、ターボからNAに変わった頃ですねぇ
などと、話しながら
F1の話も通じるから、またまた話は深くなる。
最近、F1を見始めた人は「NA」と言っても
解るんだろうか? (私、かなり見てた人)
その他にも話は、グラミーニとの抱擁の話とか
8耐で来てた、助っ人外国人ライダーの悪ふざけとか
飛びに飛びまくってましたが、結局マッコイ選手の話を
終えるまでこやまんさんを帰さなかった。
お付き合いありがとうございます。m(_ _)m
だって、話し始めた内容を言わずに終わるの
気持ち悪かったんだもん・・・ゴメンね。
2006年01月13日
FASTER <p>
ただ今、「FASTER」を流しながら、
ブログを書いています。
このDVD、お借りしているのですが
サイコー!!!
でも、なかなかゆっくり見る時間がない・・・
私は、このDVDすごくスキですね。
映像の編集の仕方や視点がいいしキレイ
なにより、Moto-GPに関わる人たちの
人間くさい話が面白いし、考え方をしれることも
なんかいい。
走っているシーンをたくさん見たい人には
少しものたりないかもしれませんが・・・
ゆっくりと時間を作って観たいDVDです。
2006年01月12日
NO BORDER <p>
昨日は、のこり戎に行ってきた。
神頼み・・・という姿勢ではなく、今年の決意みたいな習慣になっている。
あとは、自分の力の及ばない事のお願いかな・・・
思い通りになんて行かない。
それは、世の常ですよね・・・
でもね、夢を実現させる事はみんながやりたいと思う事。
その為にできるだけの力を発揮する事が自分にできる事なんだと思う。
ひとりの人間の力というのは、そんなに大きくないかもしれない。
でも、どんな人もひとりではないのだと思う。
人と人は必ず関わりあっているものです。
大きな夢を前に、「ひとりではできないよ。。。」とは
思わず、自分の周りに居てくれる人たちの大切さを感じると
みんなが一緒にいてくれる。
と、力が沸いてくる・・・。
気持ちをひとつにしてやっていこうと思っている。
神社から出た後、歩いてすぐの日清インスタントラーメン発明記念館に
お邪魔した。
カップヌードルのスポンサードを受けて8耐を走ったカトちん
あれから、16年くらい経つ・・・実は、初めて行ったのです。
こんなに近くにあったんだ・・・。
もう少し早く来れば良かった。
と思いながら、安藤 百福さん(インスタントラーメンの発明者)の
思いや考えを感じ取りながら見学させてもらった。
凄い人だ・・・もっと知りたいな。
記念館の中には歴代のインスタントラーメンが展示してあって
CM作りに参加させていただいた「カップヌードル RED ZONE」も
展示されていた。
CMと言えば、新しいカップヌードルのCM見ました?
見た時、思わず思考が止まってしまった。
あのCMの感覚好きなんですよね。
「NO BORDER」というコンセプトも凄くいい。
すっかり、お気に入りになってしまった。
今年は池田市のキャッチコピーも
「インスタントラーメンの町」だし・・・
・・・とか考えながら、なんだか楽しくなってきた。
何度も、足を運びたいと思うスポットを見つけて
嬉しい一日でした。
思わず、携帯ストラップ買ってしまった・・・100円也。
2006年01月10日
笹もってこい! <p>
実は、これから出かけなければなりません。
バイクを運んで、東大阪までぇ~・・・
そして明日は、のこり戎に行ってくることにします。
地元の神様に商売繁盛祈願!
この地域が豊かでありますように・・・
そして、日本が豊かでありますように・・・
それから、地球のみんなが同じように豊かでありますように・・・
お祈りしてきます。
2006年01月09日
準備 <p>
カトちんはCBR1000RR/ホワイトボディーの
エンジンのオーバーホールも最終段階に入ってきた。
丁寧に慎重にしておきたいお仕事なので
ゆっくりと向き合える時間を選んでやっているみたいだ。
15年程前のレース現役時代は、走行後は全バラするのは
当たり前のことだったので、RS250のオーバーホールは
夕方のピットの中では、ごくフツーの光景だった。
全部バラバラにして、パーツひとつひとつを
ガソリンで洗浄して、ペーパーをかけたり
しているところをよく見た。
ペーパーをかけ、指先で触って表面を確認する。
何度も繰り返す。
全て、明日また走るための準備だった。
でも、カトちんはライダーでもあるため
自分も明日走るために準備をしておかなければならなかった。
身体を休めることも準備のひとつだったんですね。
バイクってホントに、人間と乗り物の両方でよい状態を
作るものなんです。
その人の気持ちや身体の状態が操作に出てしまう
メンタル面でも影響は大きかったりします。
だから、不安なく楽しんで乗っていられることが
一番よいのだと思います。
レースだけでなく、準備というのは大事なことなんですね。
2006年01月08日
若者よ… <p>
BBSに書き込んでくれていた方が
初めてモトサルゴに来てくれた。
嬉しかったぁ~
お話をしていると、ブログを見てくれていたようで
以前あった事のお話をすると
あ、日記に書いてありましたね
とか、すぐに打ち解けられる。
BBSでもそうでしたが、電話でも連絡を頂いていたので
なんだか、はじめて会ったのにそうでないような不思議な感覚。
今年、バイクに乗る事を楽しみにされている様子で
ツーリングや走行会、レースにも興味深々ということなので
ぜひ、参加していただきたいと思っています。
毎日、書き続けているブログを読んでくださっているので
モトサルゴのバイクに対する姿勢も理解して頂いている様で
バイクに対する考え方もしっかり持っておられます。
ほんとにビックリです。
はじめてきてくれた彼も若かったのですが
数年前に250SBのオーナーになった高校生が
久しぶりに来てくれた。
彼はお父さんと共にバイクを楽しんでいるので
出会ったときはまだ中学生だった。
今年、大学受験だそうだ。
考え方も自分なりの考え方をはっきり持っている。
このことにもビックリ。
若い彼らがバイクを楽しんでくれる事は嬉しく思います。
ふたりが言った同じ事があります。
周りにバイクに乗っている人や
興味を持っている人が少ない
うん、そうだねぇ~
今の若者達には理解しにくい乗り物かもしれないねぇ・・・
自動車の様にラクではないし、車種によっては
自動車買えちゃうくらいの金額の物もあるし
ホントに好きでないと選択しないだろうねぇ・・・
若いふたりとこんな事を話しながら
こういうことを話せる若者がモトサルゴに来てくれることを
ホントに嬉しく思ったのです。
ふたりとも、楽しんで下さいね。
その楽しみが、鳴門の渦のようになるかもしれませんから~
2006年01月07日
鼓動 <p>
年末に読み終えた本
『鼓動』いのちのビート響かせて
日本の伝統芸能である『能』の大鼓奏者 大倉 正之助さんが
の自伝ともいえる作品です。
骨の太いチャレンジ精神とまっすぐな気持ちの持ち主。
『能』『大鼓』の事そして『バイク』の事
大倉さんの思想は、この伝統芸能とバイクという乗り物の
ふたつの輪から様々な事を感じ取り豊かな心が伝わってくる。
この人もカトちんと同じ、一生バイクに乗り続けるであろうと思う人だ。
バイクで何度か大きな事故にあったにも関わらず
バイクに乗り続けるのは、『自然』との接点を感じるからという。
確かにバイクは人間がむき出しの状態で乗る乗り物で
雨の日には雨に打たれ、夏には熱さを冬には寒さをモロに感じる。
風の心地よさを感じ、スピードを感じ、周囲の匂いさえ感じる乗り物だと
私も思う・・・
自然に限らず、厳しさと心地よさの両方を感じ取れる乗り物
そんな感じかな?
自分の表現手段として、このふたつの輪を選ばれたのだろう。
そして、人の伝え続ける。
その伝え方のチャレンジ精神は頭が下がる思いがした。
自分に厳しい課題を課し、解りやすく心地よく人に伝えるやり方は
一期一会にも通ずる日本人が大切にしていた気持ちだと思う。
生きていくという事の中で本当に大切な事
その本質をモトサルゴもバイクで表現できたらすばらしいなぁ~
・・・しかし、その道は獣道かもしれんぞ 今の時代・・・
と思いながら、こりゃ一生かけてやる仕事だなと
まだまだ甘い自分を思い知らされました。
『伝統』と『バイク』このふたつは私にも切っても切れない関係がある。
そして、このふたつは案外、共通する事があったりする。
私自身もこのふたつの事を実は、何年も考え続けている。
答えは・・・一生かかる謎解きだ。
一途にひとつごと・・・きっと、花咲く日がくると信じて
ひとつひとつ大切にやっていこう・・・と力が沸いたのでした。
2006年01月06日
本年も宜しくお願いします <p>
今年のテーマとも言える事を昨日カトちんが書いてました。
いろいろと考えているようです。
私 「p」は、去年は勉強の年でした。
バイクのことだけでなく、この仕事をしている自分達について
バイク業界について、そして 人間としてやるべき事や心の持ち方を
勉強したように思います。
レースの時もそうでしたが、何でも一番大事なのは
その人の心なのかなと思います。
もっとバイクを知って欲しい。
バイクを創る楽しさを感じて欲しい。
というカトちんの心は2006年、一石を投じてくれるかもしれないと
少し、楽しみにしているのです。
人によっては、知らなくっていいんだよ・・・。
という人もいるかもしれません。
それは、それでもいいかもしれないし、だめだとは思いません。
ただ、知ってこそ感じる事のできる「楽しさ」があることを
私達は知っています。
知るから成長するし、知りたい心があるから楽しめる・・・
この「楽しさ」の中には、思い通りにいかない事もあると思います。
それは、私達も経験済みです。
でも、泣いたり 笑ったり、くやしんだり 喜んだり
真剣や緊張があってやり遂げる事 これが笑いや喜びに変わる事
喜怒哀楽があってこそ人間の楽しみなのではないでしょうか。
そんな、コミュニティーがモトサルゴを通して表現できたら・・・
一歩進んで、二歩さがるくらいのスローな気持ちで
その一歩を踏み出したいと思います。
2006年01月05日
あけましておめでとうございます m(__)m
今日は仕事始めの方も多いはず。
うちも今日から営業開始です。
06年は ”もっとバイクを知ろう” ということを考えたい。
去年は久しぶりに大きなバイクのレースに出たがそのときに
”あ~こんなこと現役時代考えてたなあ” とか
”やっぱりこうすればよかった!” とか・・・
乗らないと、どんどんと引出しを閉じたままになってしまいますね。
去年のミニモトでは ”バイクを創る” 面白さも思い出した。
そう、バイクのことを深く知ることで走り方も変わってくると俺は思う。
では、知る方法とは!・・・今年はこの方法を モトサルゴ では提供していきたい。
閉まっている引出しをどんどん開放して自分にとってもいい刺激になれたらいいな(下柳風)
掘り下げたことは一部のユーザーさん相手にしかできないだろうけど
店頭に修理できた方も気軽に尋ねてもらえばお答えすることは十分できますので!
ただ、礼儀だけはわきまえてくださいね。
それでは皆様、本年もよろしくお願いいたします。
(体調不良なんで早めに帰ります >┼○ バタッ)