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2006年06月18日
mini-moto90分耐久 <p>
金曜日にブログをアップする事もできず
マシン製作に営業終了後チームのみんなが集まってきた。
カトちんは、みんなの力を貸してもらえば
何とか終わるだろう…。
現実は…夜通しの作業になった。
「すんなり」とは行かない事もたくさんあったんだろうと
思うけど、白々と空が明るくなってきて
少し、心配になってきた。
もう、出なきゃ間に合わないという時間。
出発する!と言う…。
え、この状態で行って走れるの?!
と内心思ったけど、私達自身は夜通しの作業は
今回が初めてではない。
やるだけやって、「無理だ」と思ったときは
諦めた事もある。
何故、「行くぞ」と行ったのかは
解らないまま急ピッチで車に荷物を積む。
朝から来てくれた、ムームさんが
運転手を買って出てくれて、いざ出発。
寝られなかったみんなは、車に乗って数分で気絶。
ムームさんは、鈴鹿に向かって車を走らせる。
付いてすぐに受付、できていなかったところを
パドックで作業して、なんとか車検を通した。
急いで積み込んだので、取付けるはずのモノが
付けられない事態もあったけど、なくても走れるから
これで走ろう!出てくる前に2回しかかからなかったエンジン。
押し掛けすると
「ブォン」
と火が入った。
いけそうだ…。
とりあえず、公式練習でタマさん、くりぽんさんが走ることに…。
心配そうに見るカトちん。
第一ライダーのタマさん
走ってる…
走ってるぢゃん☆
走行時間の半分を終えてタマさんピットイン
ライダー交代してくりぽんさんが走る。
小さなバイクの乗り心地を確かめながら
走行時間は終わった。
ここから、乗った感じのセションが始まる。
「ここがどうだった」「ここはこうした方が良さそう」
決勝までの時間また、手を入れる。
カメラマンで来てくれたKさんも手伝ってくれての作業。
みんなロクに寝てないから人間も耐久レースだ。
なんだかんだやってるうちに
決勝のお時間。今回のライダーはこの3人。
スタートライダーはタマさん。
第二ライダーのくりぽんさんがバイクを支える。
ルマン式スタートで決勝が始まった。
15分でのルーティーンひとり9LAP位走る。
1回目のライダー交代前、ハイテンション化した
カトちんは何故かスパナをもって写真。
ってやってる間に、タマさんが帰ってきた。
くりぽんさんに替わって押しがけ。
15分たって交代、
また交代。
決勝中もセッションは続く。
みんなの良い状態を話し合いながら出していく。
ボード出しと計測をしていた私は、みんなの走り方の違いに
気がついた。3人3様の走り方。
カトちんはRSに乗っていた頃に近いフォームに思った。
カトさん、バイクによってこんなに走り方違ってたのね。
と、改めて思った。
そうしてるうちに、雨が…
最終ライダーのカトちんが走る。
タマさんに送り出され、15分後にチェッカー、無事完走。
ホントに、お疲れ様でした。
終わったあとは、くりぽんさんこのガッツポーズ。
走ることより、辛かった人間の耐久レース。
今回は、始終バタバタとしてしまって反省する事が山ほどある。
反省点は解消していかないといけない。
みんなと別れてから、カトちんといろいろと話した。
「朝は、もう無理やと思った」と言う私に
カトちん、
「俺も無理かなと思った」
と言った。
行ってみて、みんなの安全が確保されない状態だったら
やめようと思っていたらしい。
「とにかく、行こう」というカトちん言葉に
「そうですね、行ってからでもなんとかなりますよ」
という一人の言葉が、カトちんには相当響いたらしい。
こんなに疲れた状態で、「行きましょう!」と
諦めない言葉に「やろう」と思ったと言った。
完全な事は出来なかったけど、目的だった
『バイクに慣れてもらう』という事はできたかもしれない。
お手伝いのみんなも自分の役割を見つけて
せっせと手伝ってくれていた。
これがチームワークなのかな…。
みんなに教えてもらった気持ちだった。
帰り道、いつもの亀八で食事をして
ムームさんが運転する車でまたしても全員気絶。
そして、サーキットにはこれなかったけど
朝までの作業に付き合ってくれたこやまんさん。
疲れた顔だ。
みんなありがとう。
あと1ヶ月を切ったmini-moto4時間耐久まで
もうひと踏ん張り、よろしくお願いします!
投稿者 kato : 2006年06月18日 20:32