« Mini-Moto合同走行会 | メイン | ツライ時期 <p> »
2006年07月01日
Mini-Moto合同走行会 その2
合同走行会に行ってピットに入ると
後ろから肩をガシッっと掴まれた。
振り返ると
キャー☆ 小園さん~
バーニングブラッドの小園さんだった。
カトちんと小園さんは現役時代に同じクラスだった事もあり
交流がよくあった。
お会いする事はほとんどなくなったけど
カトちんも小園さんの話を時折する。
レースに対しての考え方が似ているところもあるのか
バーニングブラッドさんのHPのコラムを読んで共感していたりする。
去年のミニモト4耐でお会いしてから1年ぶり。
カトちんは嬉しそうだった。
昔の顔に少し戻っていた。
バスの中に招待してもらって、少しお話もしたみたいだけど
久しぶりにお話できた事をホントに喜んでいた。
現役当時と変わらない小園さんの熱さを感じたし
少しお話した言葉のひとつひとつが頭に残った。
もうひとり、ゆっくりお話できなかったけどJhaレーシングの仲城くん。
現役トップライダーなのに、気さくでなんともいえない笑顔。
ここに来る人たちには羨望の眼差しで見られてるだろうに
なんともリラックスした面持ちでパドックをプラプラしていた。
しかし、彼らの存在は私の中では今でも特別な存在なので
「Pちゃーん」と手を振ってくれても頭を下げてしまう。
そんな自分に気付いた。当時のライダーさんも
メカさんもヘルパーさんもいまだに緊張したりする。
それだけ私にとっては、すごい人たちの集まりだったんだ。
そうそう、合同走行会で付けたロガー
(私はロガーだと思ってたけど、そんなタイソウなもんでもないらしいが・・・)
市販されるようになってたくさんの人が
自分の走りを数字やグラフで見ることができるようになった。
15年前の全日本選手権でも、バイクにPCを繋いで
データを出す光景はピットで見かけた。
各データをはじき出す折れ線グラフを見ても
私には何もわからない。
数年前、データロガーのちょっとしたテストを覗きに行った事がある。
詳しくは言えないけど、初の試みのテストだったので
テストに参加したみなさんもPCを見ながら解析するのに
正確な解析をするのがむずかしい…と言っていた。
…ま、そのテストは特別設定の話なので比較できませんが
今回つけていたロガーのデータは、わかる人が見れば解析ができる。
しかし、数字やグラフで出てくるので
私は、ちょっとニガテ…
言葉で出てきたらいいのにねぇ~
ここは全開にしないとだめよ( ̄^ ̄)!…とか
シフトタイミング合ってないよ(○_○;)…とか
サスの減衰上げたら?(-_-; …とか
最終的に、
あなたの「ここ」とバイクの「ここ」を
こんな風にしたらロッシみたいになれます…みたいな (;^_^A
ゲームじゃあるまいし、そう簡単には…
実際は、同じものをつけていてもセッティングの考え方や
ライダーの考え方で同じようには行かない。
創意工夫が人間の仕事。
創意工夫で蓄積されたデータほど外に出せない物はない。
それに人間が感じ取った感覚や気持ちの持ちようも
かなり大事なのかも。
「コレを付けたらバイクは確実に速くなります」って類の
パーツもありますが、市販部品の場合は誰もが手にできるんだから
そこから先は、バイクを乗り手に合わせて、コースにあわせて
天候に合わせてなどなど・・・どんな風にセッティングするかというのが
一番難しいのかな…と思ったりする。
人間自体の差を埋めるのは、なかなか難しいもんである。
投稿者 kato : 2006年07月01日 20:45