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2006年10月19日
分岐点 <p>
お休みの間に家事をして、その間にTVを見ていた。
某番組に周防正行さんが出てました。
映画「Shall we ダンス?」の監督さんですね。
家事をしながらだから、ちゃんと見てなかったんだけど
人間って、中年になると漠然と「何かしないと…」と思うらしい。
そんな話が耳に入ってきて
そういえば、そうかも…
アメリカでは、そういうことが世に認知されているらしい。
人間、中年になったら、みんな思うんだよ…と
アメリカでは認知されているからリメイクされた
アメリカ版の「Shall we dance」はアメリカでも
受け入れられたのかもしれませんね。
というお話だった。
自分も思い返すと少し心あたりがある。
「何かしないと・・・」という気持ちは
「このままでいいのか」ということにもなるかな?
私の場合、「このままでいいのかな…」という気持ちだったかもね。
中年ともなると文字通り人生の真ん中あたり、折り返し地点なのだ。
今までやって来た自分の合計が少し見える年頃なのかもしれない。
それを踏まえて、この後の事を考えると
先の見えない不安に思う事がいくつか見える。
考えないといけないな・・・
と思いつつ、このお年頃 世の中では「働き盛り」
そして、自分が果たさなければいけない「責任」
家族のこと、仕事のこと、自分の周りにある様々なことに
揉みくちゃにされて、ゆっくりなんて考えられない。
でも、漠然とこのままでいいんだろうか…。
ちょっと、焦りにも似た気持ちに襲われる。
このまま、おざなりに人生終わっちゃうんじゃないだろうか…。
…TV見て、ちょっとホッとした。
なーんだ、みんな同じような事考えるんだ。
原始時代から人間生きていく為の保証など、どこにもないのだ。
ただ「絶対」というものがあるとすれば、加齢していく事。
「加齢」というと「老いていく」と思うけど
実は、死ぬまで進み続けるとも解釈できる。
・・・あ、そうか。
進むしかないわけだ。
めちゃ、シンプルな答え。
しかし、分岐点かもしれない。
先を見てコントロールさせたいと思う年代。
今ならできるかも…とも思う。
こうありたい自分と大切にしないといけない事
はっきりと見据えないといけないな…
あとは、自分がどこまでできるか。
そう思うと、ちょっと楽しみになりません?
投稿者 kato : 2006年10月19日 20:53