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2007年07月24日
1秒 ＜ｐ＞
先日、MOTO-GPのビデオを見ていて思った。
このバイク、レース中の1秒で
何メーター位進んでるんだろ。
カトちんに、即座に聞いてみた。
カトちんの回答
42～43ｍくらいちゃう？
ホンマかな？
とちょっと計算。
もてぎのコースレコードで例えると
2006年のMOTO-GPの決勝中にロッシが出した1'47.288
もてぎのフルコース4,801.379mでは、1秒間に平均で約44.7m進んでいることになる。
300km/hの速度で走っているときは1秒間に83mほど進んでいるんだ･･･。
カトちんの言った事は、そんなに間違っていないみたいだった。
（疑ってゴメン）
コンマ1秒、いやもっと小さい単位かもしれない時間の中で
レースをしている彼らの頭の回転するスピードは
どんな風になってるんだろう。
確かに、コンマ何秒ってスパンで物事は判断しているとは思わないけど
短い時間で、次の判断をしている事は間違いないと思う。
そう考えると、脅威の判断力と言ってもおかしくないかも･･･。
レース中、様々な判断を要求されるはずである。
いろんな事を考えながら、それをバイクの動きに転換していく。
同じ人間として、スゴイと思ってみているんですね 私の場合。
もちろん、レース中だけ考えているわけではなくて
毎シーズン、新しいバイクを授かって
バイクの性能と自分の技術、周りにいるスタッフ、そして資金･･･。
いろんな事情を合わせて、そのシーズンどんなレースをするか想定はしているだろうし、
毎レースどれくらいのポジションでフィニッシュするか、
どんなレースをするか考えてはいるはずである。
でも、グリッドに立ってシグナルがブラックアウトした後
何が起こるかは誰もわからない･･･。
だからこそ、その時々の判断が重要になる事は言うまでもない。
バイクのスピードに合わせて、人間の頭の回転するスピードも
速いんだろうなぁ･･･。
おんなじ場所をグルグル廻る映像見ていて
何が面白いのか わかんな～い
と、レースの事を言った人がいると聞いた事があったけど
バーチャルに見ていると、確かにそうかも･･･。
でも、自分と同じ人間がやっていると考えると
その凄さを感じずにはいられません。
はぁ～ スゴイです
投稿者 kato : 2007年07月24日 21:47