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2007年09月16日

役に立った事 <p>

えーっと、昨日のお話のつづき・・・

カトちんとお客様の話を聞いていて
50ccのスクーターの運転に役立てている私。


ビッグバイクのお話を聞いていて50ccで役立つのか?!


と思われそうなので、どういうことが役立ったか
例をひとつふたつ挙げておきましょう・・・。

  その1. ブレーキの放し方
 ―――――――――――――――
 
 これ、チーム員とお話してたカトちんの話を聞いて知った事。
 
 600ccのバイクに乗ってレースをしていた
 当時チーム員のひとりがあるときカトちんに質問してた。


      コーナーの立ち上がりで車体が安定しないので
      アクセルを開けるタイミングが遅れるんです。


 レースのお話なので、アクセルを開けている状態を
 長くしたいから出た質問。


 カトちんはこういっていた。

    
      お前、ブレーキどうやって放してる?
      じわぁ~っと、放してるか?

      
 詳しく説明し始めると、長くなるけど
 レースの場合の説明で言うと
 ブレーキングで沈み込んだサスペンションの
 戻り(伸び)具合を身体で感じながらそれに合わせてブレーキを放すのだそう。。。
 確かそんな話だった。

 ブレーキしたときにサスペンションがどれくらい縮んでいるかなんて
 毎日スクーターに乗っていても私にはわからない
 当然、伸びてくる感覚なんて感じたことなかった。


 でも、
 じわぁ~っとブレーキを放したら車体が安定するんだ♪
 ・・・と単純に理解して、すぐさま帰り道で試した。
 

      おおぉぉぉ~、ホンマや!


 カーブがスムーズに曲がれる。
 サスの動きは実感として感じ取れなくても
 スムーズに曲がれる事がわかる。
 それに怖くない・・・。カクッっていうカンジが無くなった。
 なんか、楽しい・・・とはまっちゃた。


  その2. 目線の使い方
 ―――――――――――――――

 これ、しょっちゅう聞く話ですが
 目で見るだけでなく、行きたい方向に顔を向ける。

 カトちんは、


     アゴを行きたい方向に向ける。


 というけど、アゴを意識的に動かすと
 肩が内側に入るのね。


 自然に身体が動いてる。
 はじめは、怖いように思うけど
 少しづつ試してみると、ここまで大げさにやって
 ちょうどいい・・・てなことに気づく。

 アゴを行きたい方向に向けて目線を行きたい方向に送るだけで
 バイクってこんなに思う方向に動いてくれるのか・・・と
 ちょっとした、驚きさえ感じた。
 (私の主観なので、感じ方は人それぞれかもしれませんが・・・)

 ただ、公道で走るには
 曲がりたい方向だけに目線を向けることをするのは
 危険なので、全体を見ていないといけない。
 それは、間違えちゃいけないけどね。


 それに、このやり方をすると
 自然ににバイクが倒れて曲がる感じがするので
 50ccのスクーターのタイヤでどこまで倒して走っても
 大丈夫なのかとか、タイヤの減り具合が気になって
 思わず不安になる。


 バイク自体がどうであるかも大事なんだなぁ~
 とちょっと勉強になった。

 でも、Uターンするのが怖くなくなった。

        ・
        ・
        ・


全部思い出せないくらい
たくさんありますが、こんな具合です。

ちなみに、
役に立たなかった事はステップワーク。

スクーターだと足元に体重を掛ける事は無理なので、
体重移動をするなら やっぱ腰(おしり)かな?

でもね、立って乗りたくなっちゃうんですよね~♪

投稿者 kato : 2007年09月16日 19:55