2007年04月08日
ASHオイル/アッシュオイル ユーザー様からの声 『スナフキン さん』
ネットショップでのお客様とのやり取りで
嬉しく思う事がある。
先日も、ASHオイルについての感想を頂戴しました。
ありがとうございます m(_ _)m
個人的感想と云う事ですが、ASHオイルのユーザーの声として
何かの役に立てば…と嬉しいお言葉!
モトサルゴとしては、頂いた感想を
とても大切に思っています。
そして、私としては今回感想を頂いたスナフキンさんの
バイクに対する姿勢に感激したりしてます。
バイクを楽しみたいと心から思っている方々には
スナフキンさんから頂いたご感想が、
何かヒントになるのではないかと思っています。
ホームページに掲載するお許しを頂いたので
みなさんにご紹介したいと思いま~す。
あくまでも「個人的感想」として捉えていただきたいのですが、
「ASHオイルユーザーの声」として何かの役に立てれば嬉しく思います。
また、感想の中には「ギアオイル FSE75W-140」というのが入っていますが
通常、モトサルゴではネットショップの定番としては取り扱っておりません。
エンジンオイル,フォークオイルと共に購入していただいたのです。
ギヤオイルの件で、当店があまり詳しくはお話できないのでメーカーからの
助言やBMWに詳しいウチのメカさんにお聞きし、お伝えしたのですが
こころよくお聞きになってくれ、また、このような非常に心地よい
評価もいただきました。
どのような表現を用いて、販売するか(ネットショップの定番として)
今のところ未定ですが
要望があれば別途、見積り,お取りよせは出来ます。
ここからは、スナフキンさんのご感想です。
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●ASH FSE E-spec 5W-40
交換直後から感じていた「高精度感」は乗り込むほどに上昇していき、
今では羽が生えて何処かに飛んで行きそうです(笑。
「同極同士の磁石が反発し合う」ような、摩擦そのものが
無くなってしまったのではないか?とも思える錯覚を覚えながら、
ヘルメットの中の顔は緩んでいく一方で困ってしまいます。
元々K1200RSは、エンジンのラバーマウント化により
体に伝わる振動は極めて少ないのですが、
かろうじて感じる僅かながらの鋭角的な微振動の質・量共に更に洗練され、
長距離走行の際の疲労は確実に低減しています。
燃料90リットルに対する走行距離は
1620km(高速950Km ワインディング475Km 市街地195Km)で、
燃費は約18.0Km/リットル。
以前使っていたオイル使用時の同条件下での燃費が
約16.0Km/リットルだった事からも、
確実に低燃費化に貢献していると考えられます。
●ギアオイル FSE75W-140
危惧されていたミッションの跳ね返りはいまのところ起こっていません。
フィーリングに関しては「狙いどうり」の感触を得る事が出来ました。
四輪車のマニュアルミッションのようなフィーリングと言えば、
解かり易いでしょうか?
全てのギアがハーフヘリカルになった様な「節度感」は、
頻繁に操作する物だけに「上質感」にも繋がり、
非常に高い満足感を感じています。
但し、ミッションタッチに関しての好みは、
前にも書いたように私は少数派なようなので、
私の得た好感触が他の人のそれと一致するとは想えないのですが、
「ストンッ ストンッ」と、ある程度のショックを伴いながら
「吸い込まれる」ように入る感触よりも、「コクッ コクッ」と
少ないシフトショックで「確実に入れる」タイプのフィーリングを
好むならば、この選択は魅力的に感じると思います。
シフト操作そのものに要する力は確実に大きくなっており、
長時間ワインディングを走り続けると左足首がやや疲れます。
少なくとも私にとっては全く気にならないレベルですが、
女性向きでは無いかもしれませんね・・・。
ストック状態のK1200RSのシフトリンケージは
縦置き故にやや複雑で、レバー先端で 10mm~15mm程も
ガタがあるのですが、私の場合はロッドエンドやスフェリカルベアリングを
駆使して事実上全くガタの無い状態にしてあるので、
ラフな操作をした際のキックバックやシフトタッチそのものに関しては、
かなりダイレクトに伝わってくる事を付け加えておきます。
●ASH フォークオイル#20
アンチノーズダイブと引き換えに犠牲になった
「ブレーキングの際の圧側路面追従性」の悪化を少しでも緩和したいと考え
油面を下げることによるエアサス的要素の減少と平行して、
フォークオイルの低粘度化を試しました。
結論から言うと、タイアのダンピング性能に頼るしか無かった
圧側路面追従性は予想以上に改善され、結果として低めに設定していた
空気圧を適正値に戻す事が可能になり、燃費の向上と走行性能の両立を
実現出来たと感じています。
油面調整だけでもある程度の効果を確認していますが、
低粘度化と併せる事でより大きな効果を得られた事も事実であり
「素人の悪足掻き」としては、中々捨てたモンじゃないと思っています。
勿論、ショックユニットを高性能な物に換える事で
手っ取り早く狙った効果が得られるだろうと考えましたが、
仮にそれで事が済んでしまうと今回のような工夫をしたかどうかは疑問です。
今後ショックユニットを交換するとしても、
今回の改善との相乗効果が期待できる等、楽しみが増えました。
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スナフキンさんはBMWのオーナーさんですが
バイクからいろんな物を受け取ってらっしゃる…。
そして、トライする心のゆとりを持っておられる事
それをも楽しむ姿勢にちょっと感激してしまいました。
同じオイルを入れたとしても、万人が同じように感じられるかというと
車種によってや乗り手によって違いがあり、同じではないと思います。
スナフキンさんも「個人的感想」と前置きをされているのは
そういうことを踏まえておられるのだと思います。
いろんな方に感想は頂いているので
いずれまとめたいと思っています。
店頭でのお客様の中で直接お話が上がっていた中には
メカノイズが静かになった…とか
良いお話を伺うこともあれば、正直なところ
あんまりわからなかった…です。(°_。) (。_°)
という方もいらっしゃいます。
感じ方は、「千差万別」それぞれです。
頂いたご感想を紹介する事で
皆さんが楽しいバイクライフを過ごす為の参考になればいいな…
と思っています。
スナフキンさん! ありがとうございました!! (^-^)
2006年11月20日
フォークオイル 結構汚れてるんですよ!
皆様ご存知のとおり11月4,5日のモトルネで転倒、負傷したのですが
そのためにテストするはずだったASH(アッシュ)のフォークオイル,ブレーキフルードの
インプレッションが書けません
走行前のフィーリングが良かったのは以前に書いたとおりなのだが・・・。
私自身、とても楽しみにしていたことなので残念でならない。
街中でためそうにもしばらく(年内一杯ぐらいかなあ・・・)バイクには乗れないので
モトルネと昨日、冨士スピードウェイ走行会でASHフォークオイルを入れて走った
くりぽんさんにでも聞いてみよう。
で。 今日はフォークオイルってこんなに汚れているんだよ、というのを一つ。
左が新品。右が走行約8,000kmのGPZ900R Ninjaのフォークオイル。
結構汚れてるでしょう?
この方は乗っててもフロントが落ち着かずふわふわする感じをうったえていた。
じゃあ、硬めのオイルに交換しましょう、となったわけだが
交換前に何キロ交換してないか聞いてなかったので,この汚れ具合を見て
”こりゃ相当乗ってるな?”
と思って、お渡しする時に聞けば約8,000kmと・・・。
汚れ具合は使用状況にもよるが、結構汚れるもんですよ、フォークオイルも。
もちろん <シャバシャバ> で減衰なんか全然期待できない・・・。
もともと、ニンジャはフロントサスが柔らかいので変えたオイルも少し固め。
今は路面に吸い付くように走ってくれている事でしょう(微笑。
安全面に直接関わっていることではないにしろ、気持ちよく乗れると
それが心の余裕となり、安全に乗れることにつながるのでは? と私は強く思います。
バイクは五感の乗り物。
お持ちのバイク、少し五感を働かせてさわって(いじって)みてもいいのでは?
2006年10月30日
ASH/アッシュ フォークオイル交換 06GSX-R1000
先日、ASHオイル/アッシュオイルのことを書いた。
特にフォークオイルは交換しただけで驚いた事を書いたが
その翌日(28日、日曜日)来店したZX9Rの元オーナー、タマさんに
”フロント押してみて。なんか変わってない?”
と言うと、タマさん
”動きの初期が断然、良くなってますね!なんかしました?”
”へへへ・・・”
ここで今週末の『モトルネ』に参加するクリポンさんが横で06GSX-R1000の
整備をしていて、この光景を見ていたクリポンさんも
”スゴイ!押し始めの動きがホントッ、スッスッと動きますね!何したんですか?”
”へへへ・・・ オイル交換したよ”
”全バラしたんですか?”
”いや。オイルだけ”
”どへ~~”
と、まるで「8時だよ 全員集合!」のドラマのラストのようにコケてた(笑。
事前知識も入れずにやってもらったんで正直な感想だろうと思う。
”いいなーいいなー。勝ちにいってますね。いいなー。”
とクリポンさん。
”いやいや、製品のてテストだから”
とワタクシ。
その時あまりにもそのオイルを使いたそうだったので(笑
月曜日に06GSX-R1000のオイルを調べると、やはりウチには手持ちがない。
(だから、交換しましょうとその時に言えなかった)
早速、アッシュオイルの代理店の広畑部品商会さんにお願いして
粘度が同等のオイルを送ってもらう事に。
その事を伝えたクリポンさんは大喜び。レースまでには交換はできるでしょう。
ウチとしても一人より二人、またワタクシは正立サス、
クリポンさんは倒立サスということで
より多くのデーター取りができる大きなメリットがある。
評価も的確に行なってくれるし、そういう意味ではクリポンさんをはじめ、
タマさん,こやまんさんとウチでサンデーレースをする方達はある意味、
イイ感性をもっている。
それを大いに楽しんでもらいたい。
そして、活用してもらいたい。
少し車体廻り(主にサス)に不安のあるクリポンさん。
これで解消できたらいいのにね!
ナンセ、オーバーフォーティーではワタクシとはじめての<ガチンコバトル>ですから(爆。
お手柔らかに。 m(_ _)m
2006年10月28日
ASHオイル/アッシュオイル モトルネテスト
来週末に岡山国際サーキットで開催される<モトルネッサンス>。
オーバーフォーティーに00ZX-9R(元タマ号)で、出場するんだけど
その時にASHオイル(アッシュオイル)をテストする。
注)画像の大きさではまちまちですが全て1リッターです
ASHオイルといってもエンジンオイルではなく『ブレーキフルード』と『フォークオイル』だ。
エンジンオイルは実は発売当初からのお付き合いで製品のよさは充分にわかっていた。
その時にはまだ『ブレーキフルード』と『フォークオイル』は売っていなかったのである。
『ブレーキフルード』は DOT4とタイプS。
『フォークオイル』は#50(今のASH58)。
メニューとして『ブレーキフルード』は他メーカとの比較、DOT4とタイプSとの比較。
『フォークオイル』は主に走行開始時と走行終了時(要するにタレの具合)の比較。
『ブレーキフルード』は当日、現地で入替えるのでわからないが
『フォークオイル』は入替えた時にはっきりと違いが出た!!!
もう、 ”これだけ違うかぁ!” と言った感じで、フリクションがないのである!
私の個人的な意見だが”いいオイル”と言うのは初期の動きはじめ・・・
アッパーステムを ”ぐいぐい” 押して ”よく動くなあ” と言うのではなくて
ハンドルを持ってバイクを直立にし、そのときに軽くハンドルを下に押す。
その時にフロントサスペンションが ”スッ” と沈むかどうか。
(もちろんサス自身の良さ。チタンコート,WPCというのもあるけど、
今までのオイルとの比較、という意味でね)
ひっかかりや少し力を入れないと沈まないようでは・・・はNG。
もしくは交換時期。
ホント、 ”スウッ” と入った。
いままでこんなサスは ”ファクトリーバイク” しかお目にかかったことはない
(は言い過ぎかも知れない 笑)
かといってこの手の類にあるのはフリクションは減ったが減衰が効かないと言ったもの。
しかし、このASH50はちゃんと減衰も効いている。
後は実際に乗って確認するのみ!(これが実はとっても楽しみ)
モトルネ終了後、また掲載します。