1989年 8耐マシン炎上
 
アールエスタイチは89年鈴鹿8時間耐久ロードレースに
「カップヌードル YMタイチ HONDA」でチームを結成。

加藤は、HONDA VFR750(RC30)の鈴鹿サーキットでのナラシを用命された。

6時間のナラシ走行を終え、全開走行に移ると、鈴鹿サーキット フルコースを2分22秒台で周回することができた。

前年の8耐予選ボーダーは2分25秒台。

予選通過タイムを上回った加藤は8耐ライダーとして任命される。

(6時間もナラシをするとマシンの特性も徐々にわかるんだよね。
 新型を乗るときはこのナラシの時間が大切やね)

HRCの元ワークスライダーとして高い評価を受ける阿部孝夫氏とペアを組むことになった。

外国人ライダーペア CABIN HONDAのGP500ライダー ロブ マッケルニとアメリカAMAスーパーバイクライダー リチャード アーネイツ組と阿部・加藤組でアールエスタイチは2台体制で8耐に参戦することになった。

この年の8耐では結果はよくなかった。

外国人ペアは6週目転倒でリタイヤ。
加藤は、スタートから3時間ほど経ったあたりでダンロップコーナーで転倒。
マシンは炎上、加藤本人も救急車で運ばれリタイヤという結果であった。

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