84年 鈴鹿ロードレースでは
予選通過台数44台に600台のマシンがエントリーする中で予選に勝ち残り、決勝3位。
まさしくレースブームの中でレースを始め10年間に渡ってレース活動を続け、
最後に大怪我をしてレースをやめた。
現在は回復し五体満足でレースを辞められたのは本当に「よかった」と思う。
病院のベットの中でこの10年間、いろんな人に協力してもらい、いろんな人に迷惑もかけた。
でも、10年間本当に一所懸命やってきた・・・
ベットの中でふと自分のやってきたことに「もういいかな・・・」と思った。
本当に一所懸命やった。
この戦歴を読んでくれた人には「たいしたことないやん。
「口ほどもないな」と思うかもしれない。
たぶん、一流と呼ばれるまたは呼ばれていたライダーはごまんといる。
でも、その中で一般のバイク乗りに自分の感じた事や技術、
ノウハウをフィードバックできているのは何人いる?
・・・オレの知る限りでは数名である。
悲しいかなライダーとして大成しても引退後、他の職業についている人がほとんどである。
病院のベットで考えているときは、バイク屋をやろうとは思ってもみなかった。
しかし、引退後またバイクに関わっているうちに「一般のライダーはこんな事も知らないの?」
「そんなに危ないことしてるの?」と思い始めた。
いや、正確にはMoto Salgoを始めてからそう思ったかもしれない。
「少しでも自分のレースの経験を生かせる職場を作りたい。」
今そう思い始めている。
Moto Salgoを始めたのは1999年。まだまだ修行中、勉強中であります。
最後まで読んでくれた方ありがとうございます。
自分のバイクやライディングに不満を持っている人、
親近感を感じられない人は一度当店へ遊びに来てください。
どうぞお待ちしております。