LAP3 サーキットは峠より安全?
サーキットはルールさえ守ればどんなに飛ばしても
『怒られたり』
『捕まったり』
する事はありません。
峠で速く走って物足りなくなった人がサーキットを初めて走ると、
ほとんど人が自分の
『遅さ』
に気付いたり
『下手さ』
に気付いたりします。
もちろん、コースに慣れていないということもありますが
ほとんどの人、特に自信満々の人によく見られる傾向です。
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何故か?
皆さん、街中や峠で180km/hでヒザを擦って走れるコーナーはありますか?
250km/hからジャックナイフ(ブレーキで後輪を浮かす事)で
ブレーキするコーナーはありますか?
ないですよね。(したらいけません。)
要するに、街中や峠では
【速度レベル】
が全く違うんです。
普段の生活でバイクに乗る事では
体感出来ないことを『常に体感している』ところが違うんです。
確かに
『対抗車はこない。』
『曲がりきれなくても回避場所が広い』
『転んでケガをしてもサーキットには医療体制が整っている。』
などという環境にあります。
しかし!考えてみてください。
【180km/hでコーナーを曲がりきれず転倒したら】
【250km/hでブレーキをかけて転んだら】
打ち身だけで済んだら無茶苦茶運がいいです。
そう、運がいいだけです。
サーキットは速度レベルが高い分、
街中や峠より【危険度は実は高い】ということをよく認識しておいてください。
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