ツーリングに行ったときは、タンデムシートに座らせていただいているのですが
景色やスピード感、空の色、バイクの振動や音、リズム、バランス、風や気温…
いろんなものを感じながら乗っているように思います。
私は、空がいつもより近く感じられることと、運転しなくても
バイクを感じられるというお得感、その場に身を置いているという
ダイレクトな実感が楽しみでもあります。
今は、こういう感覚をまったりと感じられる余裕がありますが
初めての時は、こういう余裕はありませんでした(^-^;
当時のことを思い返すと…
バイクはYAMAHA SRX250で、運転手はカトちんですが
現役選手を引退して、1,2年経っていたでしょうか。
今考えれば、休日のまったりしたツーリングで
ひと山越えた向こう側へというルートでした。
その「ひと山」は車で何回も通過したことがある道だったので
特になんとも思っていなかったのですが、いわゆる峠道。
登っていく段階で、バイクが左右に傾く事に恐怖感が…
頭の中では、カトちんが怖がらせるような運転をしているわけではない
そう十分わかっているのだけど、、、慣れない(@ー@;)
山頂あたりで止まってもらい、正直に「ちょっと怖い感じがする」
と言ったら、「引き返そうか」と言ってくれましたが
引き返すにしても先に進むにしても、しばらく峠道なわけですから
頭を切り替え、怖くないと思える方法を探すことに決めました。
自分が運転しているつもりで、カトちんの肩越しに前を見て
コーナーの少し先を見ながら、、、と試していたら
あらま、、、あっという間に慣れました 笑
あとは、後ろに乗っている人もニーグリップで下半身を支え
上半身はタンデムベルトやグラフバーをしっかり手で握って支え
イメージ的には、バランスボールに乗ったような感じかな…
頭の位置をあまり動かさないよう、体幹を意識しつつ
体を柔らかく使ったがいいかな。
バイクの後ろに乗せてもらった人が「怖い」と思うのは
解らなくともないのですが、、、
ちょっとした工夫で怖さはなくなるのではと思うのです。
私の個人的な見解で恐縮ですが、タンデムシートに慣れたいと
思う方のヒントになれば幸いに思います。
ただ、乗りたくないと思う人は無理に乗せないことをお勧めします。
乗りたくない方には、乗りたくない思いがありますゆえ(´ー`)
運転する方が怖い思いをする可能性もありますからね…。
タンデムシートからでした (^^)/~~~
CT110